園長インタビュー

保育士一人ひとりを支えながら、保育の楽しさを伝えていく

服部 直美(はっとり・なおみ)
株式会社ユーカリ
コアラ保育園 園長

PROFILE
幼稚園教諭、公立保育園の保育士を経験。前職の公立保育園の契約更新を機に、ユーカリの正社員として入社。「子どもたちがいつも柔らかい心でいてほしい」という思いで、子どもたちと楽しい毎日を過ごしている。
アドバイスを送るにも保育士一人ひとりの個性を尊重して

ユーカリに入社したのは、非常勤の保育士として働いていた公立保育園の契約更新のときに、お声がけいただいたのがきっかけです。子ども中心の環境作りに取り組むユーカリの姿勢に共感しました。

ユーカリでは、保育士が園児にしてあげたい(経験させてあげたい)と思ったことを形にして届けてあげられる環境があります。画一的な保育計画を押し付けるのではなく、目の前の今の子どもの成長度合いや個性に応じて、保育士が主体的に保育計画を立てています。これは、子どもたちのことを一番把握しているのは、普段接している保育士だからこそです。

園長として、保育士から保育計画について相談に乗る機会も多くなります。子ども一人ひとりに個性があるように保育士一人ひとりに個性があります。保育士の個性を尊重してアドバイスをすることで、保育士が安心して子どもたちに向かって働けるように、保育の楽しさを伝え、相談しやすい環境をつくることを心がけています。保育士自身が思うように主体的にやってみようとする気持ちを大切にしています。

パートで入社して社員にステップアップ。今年から園長に

鈴木 久美子(すずき・くみこ)
株式会社ユーカリ
パンダ保育園・分園こぱんだ 園長

PROFILE
結婚を機に幼稚園教諭を退職後、子どもを集団に預ける時期に保育補助としてパート入社。保育士という仕事の面白さを実感して保育士資格を取得。取得後は子どもの手がかからなくなったタイミングで正社員にステップアップし、パンダ保育園の主任へ昇格。2021年にパンダ保育園園長に就任。今年、子どもと同い年の保育士が入社を迎える。
代表の言葉に感動して、ここで働き続けようと決心

ユーカリにパートとして入社してすぐのころ、子どもが熱を出して寝込んでしまったんです。心配でしたが「仕事を休むわけにはいかない」と出勤しました。すると代表が私の不安げな様子に気づいたのか、声をかけてくださって。それで、子どもが熱を出していることを話すと「自分の子どもを大事にできなくて、預かっているお子さんを大事になんてできません。いますぐ帰って子どものそばにいてあげてください!」とおっしゃったんです。
この言葉に感動して、何があってもここで働き続けたいと思いました。

自分の手で保育を作り上げていく喜びがある

石渡 信代(いしわた・のぶよ)
株式会社ユーカリ
うさぎ保育園 園長

PROFILE
幼稚園教諭、保育園の保育士を経てうさぎ保育園の立ち上げスタッフとしてユーカリに入社。これまで経験したことがないほど自由で子どもたち一人ひとりに寄り添った保育環境に共感する。数年後、コアラ保育園に移籍。2022年にうさぎ保育園に復帰し、主任から園長に。誰から気軽に話しかけてもらえる園長を目指し、日々仕事と向き合っている。
目をキラキラさせる園児を見て感じた新しい保育

うさぎ保育園の新設にあたって立ち上げスタッフを募集していることを知り「保育園をいちから作っていけるなんて、こんな素敵な機会はない!」と思って応募しました。

実際にうさぎ保育園で働いてみると、毎日が驚きの連続。これほど子ども一人ひとりに寄り添う保育園は経験したことがなかったからです。今までは園児に対し、何事も「みんなで一緒にやりましょうね」と、同じことをさせる保育が基本だと思ってきたのですが、ユーカリの理念は違います。園児一人ひとりが自分でやりたいことを見つけられ、遊びこめる保育に衝撃を受けました。それと同時に、目をキラキラさせる園児を見て、この保育スタイルに大きな魅力を感じたんです。